当事務所から、ご挨拶をさせていただきます。

　この度は、当事務所のホームページをご訪問いただき、誠にありがとうございます。代表の末永隆宏と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

　私は、長年埼玉県内の自治体に勤め、定年退職いたしました。在職中は、保険年金や福祉、介護保険の仕事に従事してまいりました。そのうち約９年にわたって従事した保険年金につきましては、法定受託事務である障害基礎年金裁定請求の受理業務に従事し、たくさんの事例を担当しました。そして、もどかしく思ったことも数多くあります。

　例えば、請求のあった市民の方が通院している医療機関に、電話で障害年金制度などを説明したことがたくさんあります。しかし、電話では説明しにくいことも多く、その度に「電話ではなく、直接会って説明できたらよいのに」と思いました。しかし、自治体の職員としてそれは許されませんでした。

　また、請求者本人が作成することになっている「病歴・就労状況申立書」に関しても同じような思いをしたことがあります。市民の方に様々なアドバイスをすることはできたのですが、立場上、その申立書を私が直接校正することはできません。その度に、自分の中途半端な立場に悔しい思いをしました。

　そしてもう一つ。年金相談の仕事をしていると、「この方なら障害基礎年金を請求できたのに。もったいない」と思うケースに当たることがあり、「障害年金制度のことについてもっと多くの人が知ってくれていたら」と残念に思うことを経験してきました。

　障害年金は、身体障害をはじめ、知的障害、うつ病・統合失調症などの精神疾患、がん、脳血管疾患、心疾患、糖尿病など、けがや病気により生活や仕事に不自由を感じている方を対象とした制度です。しかしながら、この年金制度の認知度の低さや請求手続の複雑さのために、本来であれば受け取ることができるのに受給に至っていない方が多数存在するのが実情です

　そこで私は、少しでも多くの方が受給できるようにサポートしたいと考え、この事務所を立ち上げました。けがや病気などで障害年金の請求、そして傷病手当金の申請をお考えの方は、是非、肩の力を抜いてお気軽にご相談ください。長年行政機関で実務に携わる中で培ってきた知識と経験を基に、皆様のお役に立ちたいと考えております。